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ひたすらに希望を見ていたい

【ネタバレ】映画「ワン・デイ 23年のラブ・ストーリー」23年の恋愛【Amazonプライムビデオ】

Amazonプライムビデオで配信中

「ワン・デイ 23年のラブ・ストーリー

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設定の奇抜さが目立つ恋愛映画です。

 

とにかく、アン・ハサウェイの変化を楽しみながら見れる映画ですね。

 

映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』予告編 - YouTube

 

 

 

 

1.作品概要

原作はベストセラーになっていて、原作者のデヴィット・ニコルズは脚本としても本作に参加しています。

あんまり海外での評価は高くなかったようですが、どうでしょうか。

 

主演はアン・ハサウェイ

海外女優で初めて作品を追ったのが彼女でした。

 

漫画みたいに綺麗。特に口が好き。

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 口が大きいと、笑顔になった時に凄く魅力的になるように思います。

 

出演作品は「プラダを着た悪魔」「ラブアンドドラッグ」「レ・ミゼラブル」「マイ・インターン」など多数。

 

日本公開の作品への出演が多いので、ファンも多いのではないでしょうか。

 

 

今作の特徴は、

1988年の7月15日から、

23年間の7月15日のみで展開される点です。

 

たった1日を描いたあと、二人がみれるのは翌年、もしくは数年後。

 

まあ、

もっと会えばいいのに。

とは思いましたけど。

 

 

 

2.ストーリー(ネタバレあり)

2-1.三行ストーリー

想いがすれ違いながら、

別の道を歩み続けた二人が、

”運命の人”として結ばれるお話。

 

2-2.詳細なストーリー

1988年7月15日。

大学を卒業した真面目なエマと自由奔放でチャラ男のデクスターは、卒業パーティの後二人で夜を過ごします。

ウブなエマの態度にデクスターは手を出さず、このまま友達を続けようと提案。

 

それから毎年、同じ7月15日に二人はデートをします。友人として。

 

芸能人として躍進するデクスターと、詩人として成功を目指すエマ。

 

7月15日を積み重ね、二人は違う個性を伸ばしながら別々の方向で成長していきます。

 

友人として、エマの詩人としての道を励まし続けるデクスターでしたが、

エマは出会った日から、デクスターを友人としても、恋愛対象としても見ていました。

 

 

1992年7月15日。

旅行にエマを連れて行ったデクスターは、エマの”大人”の女性としての成長に見方を改めます。

エマの美しさに告白するもエマは返事を保留。

二人の”友人関係”は続きます。

 

 

1993年7月15日。

芸能人として成功していたデクスターは、酒とドラッグに溺れる様になります。

 

自分の成功を親に自慢しようとしても、破天荒な芸能生活を親に否定され、デクスターは困惑します。病弱な母はデクスターに、ドラック中毒を見抜かれます。

 

”立派で礼儀正しくて、愛情深い人間になれ”

 

と母親に諭され、デクスターは何も言えませんでした。

 

一方エマは、詩人としての道を諦め教師となります。

また、恋人をみつけデートを重ねていました。

 

温厚で優しい性格の彼氏に、エマはどこかデクスターと比較してしまいます。

 

ただ、これまでのデクスターへの気持ちを改め、交際を続けます。

 

心身ボロボロになったデクスターは、

”誰かと話したい”とエマに電話をかけますが、

エマはデートで電話に出ません。

 

 

1995年7月15日。

会わなくなって2年後。エマは恋人との関係を続けています。

 

デクスターは芸能人としての仕事中、父親が撮影現場に訪れます。

 

母親が亡くなり、和解した父親に、芸能人の恋人スーキーを紹介するデクスター。

 

父親の苦手なデリカシーの無い女性でした。

 

”害虫”や”テレビ界の嫌われ者”と中傷されるデクスターは、情緒不安定になり、エマに愚痴の電話。

 

優しく慰めるエマに、デクスターは会いたいと伝えますが、エマは仕事の都合で会えません。

 

自信を失いながらも、仕事続けるデクスター。

エマは教師としての道を歩む中、テレビの画面越しにデクスターを応援します

 

 

 

1996年7月15日。

恋人との同棲生活の中でも、デクスターとの友人関係を続けるエマ。

 

更に魅力的な女性になっていくエマと、

更に堕ちていくデクスターは、ナイトクラブのパーティでデートをします。

 

デクスターはまだ、ドラッグを継続していました

 

そのデクスターに呆れたエマは、楽しみにしていたデートを後悔、

詩人を諦めたエマを馬鹿にしたデクスターにエマは激怒、二人は喧嘩別れしてしまします。

 

”愛していない男とどう暮らしているか”

 

その相談を聞いて欲しかったエマ。

想いは届かず、別れを告げます。

 

 

1998年7月15日。

二年後芸能人としては下火になったデクスター。32歳になりました。

冠番組も降ろされ、将来に不安を覚えるデクスター。

 

 

1999年7月15日。

デクスターは、新しい恋人シルヴィーとの関係を続けています。

 

エマも同様に恋人との関係も上手くいかず、喧嘩を重ねています。

 

エマはデクスターへの想いを詩にして継続していました。

それを恋人にみつかり、破局してしまいます。

 

 

2000年7月15日。

大学時代の友人の結婚式で数年ぶりに出会った二人。

エマは詩人としての原稿料を得れるようになっていました。

 

友人として、”大人”の会話をする二人。

 

デクスターは、シルヴィとの婚約の報告を行い、エマは笑って応じました。

 

更に遠くなる二人の距離に、エマはさみしくなります。

自然と顔を寄せ合いキスをする二人。

エマが言葉を続けようとすると、デクスターは会話を止め、離れていきました。

 

 

2001年7月15日。

デクスターは子育てに奔走。テレビ業界を辞め、オーガニックショップで働いています。

子供に読み聞かせるのは、エマが書いた本でした

エマはひとり、仕事の道を歩んでいます。

デクスターは純真になりましたが、妻のシルヴィは、不倫しています。

 

 

2003年7月15日。

二年後、エマの本は多くの人に読まれるようになりました。

詩人として成功したエマと、離婚したデクスターは久しぶりに出会います。

 

一方ショートカットに変えたエマは、恋人が出来た報告をします

恋人の紹介を求められても、デクスターはそれを拒否、再び別れます。

 

一人歩くデクスターを追いかけたエマ。

ずっと吹っ切れていなかった想いを再び伝え、二人はようやく付き合い始めます。

 

 

ここから二人はいちゃつきまくります。

 

 

 

2004年7月5日。

結婚式の準備を進める二人。

デクスターは、自分の店が持てるまで自立しました。

 

 

2005年7月15日。

幸せな結婚生活を続けていた二人は、子供を作る決心をします。

 

 

2006年7月15日。

なかなか子供が出来ない二人

エマは自分のせいだとふさぎ込み、デクスターは慰めます。

 

デクスターは仕事に出かけ、エマは水泳へ。

 

泳ぎ終わった自転車での帰り道、エマは自動車事故に遭います

 

エマは帰らぬ人になってしまいました。

 

 

2007年7月15日。

愛するエマを失い、酒に溺れるデクスター

憔悴したデクスターは、父親に会いに行きます。

 

父親から、

「エマがいると思って、生きてみたらどうだ。私は、10年間そうしてきた。」

と言われます。

 

不器用な父親からの愛情に、デクスターは救われます。

 

 

2009年7月15日。

デクスターの店に、かつてのエマの恋人が訪れます。

 

美しい思い出の7月15日が命日に代わってしまい、お互いに傷を癒し合います。

改めて、エマとの7月15日を思い返すデクスター。

 

 

 

2011年7月15日。

エマと来た散歩道を、前妻との娘と訪れました。

娘にエマの話を聞かせるデクスター。

 

想い出すのはエマとの思い出。

1988年7月15日、初めて出会い、キスをして、お互いの愛を確かめた日、

 

「また会いましょう」

 

とエマは言うのでした。

 

 

 

3.感想

映画に映し出されるのは23回の7月15日。

ストーリー書くの大変でした。

 

エマが事故死になるのは、衝撃でしたね。

 

まあこのままでは終わらないとは思いましたが。

ハッピーエンドが好きなアメリカ人は、そりゃ評価低いだろうな

 

 

 

まずは主演二人の変化に目を奪われました。

22歳で大学を卒業して、物語の終わるエマが亡くなったのは2006年。

 

40歳までの二人の変化を服装とメイクで見事に表現してましたね。

まあ、エマはとても40歳には見えませんでしたが。

 

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これが22歳の二人。まだ幼さが見えます。

 

 

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これが34歳のエマ。

 

名演ですね。

 

 

今作の魅力は、

行間を読む

この一点があげられます。

 

1988年の出会いから、2006年の離別まで、二人は友人としての関係を続けながら、

唯一7月15日だけは、お互いのことを想っていました。

 

それ以外の日は忘れる可能性はあっても、その日だけは忘れることはない

他の日も、もちろんお互いを想う日もあったはずですが、

 

あえてそれを表現しないことで、23年という長いスパンのラブストーリーが完成したのだと思います。

 

 

また、演出で面白かったのは、二人が付き合うまでは、

微妙な距離で離れた二人を表現していて、

ようやく付き合い始めてからは、

過剰なくらいいちゃつくんですよね。

 

この演出は、紆余曲折あっても”この人”だったと視聴者に思わせる良い演出だったと思います。

 

 

だって、お互いに別の人と違う恋人を作ったり、結婚したり、子供作ったりしながら、出会った時にキスしたりしてますからね。

 

この演出が無ければ、また別れそうだなって思ってしまいますから。

 

 

”運命の人”とか”赤い糸で結ばれた”みたいな使い古された人間関係を、

映像作品として表現するには好演出だったと思います。

 

 

日本古典の織姫と彦星は、七夕しか出会えません。

対してこの映画は、会えない日も、お互い色んな事あったな、ていう映画ですかね。

 

 

忘れられない人と結ばれるかは分からないけれど、

想い出すことはずっとあって。

お互いが想っていれば、こんなラブストーリーも現実にあり得るかもしれません。

 

儚い希望に満ちた、映画でしたね。

 

 

 

 

今回は、ここまで。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

 

 

今回紹介した作品は、Amazonプライムビデオで配信中です。よければ是非。

【おすすめ映画】猫がタイトルに入った映画3選【Amazonプライムビデオ】

Amazonプライムビデオで公開中の

”猫”がタイトルにある映画

雑多に見て三作品紹介します。

 

 

 

 

1.”猫”映画を薦める理由

どっちかと言えば犬派ですし、猫を主軸に映画は見てませんでした。

犬を主軸にみたこともないですけど。

 

 

ただ、最近電車に乗ってたら過呼吸が起きてしまい、

電車を降りて歩いてたんですど、

その時に”白い野良猫”に会いました。

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人懐っこくて、近寄ってきて、

鳴き声聞いてたら、

動悸は止まっていました。

 

猫とさよならするまで落ち着いていれましたし、

どういう影響かはわかりませんが、

”猫”に助けられたのは初めて。

 

 

哀しいことって忘れることは出来ないけど、

考えないことは出来る。例えば猫に癒されたりして

 

 

そんな気持ちを猫映画でまとめます。

ネコ、ありがとうね。

 

 

2.「世界から猫が消えたなら」 2016

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主人公は30歳の郵便配達員。愛猫キャベツとふたりぐらし。母を病気で亡くしてから、実家の父とは疎遠になってしまいました。恋人はいません。別れてしまった彼女のことを、まだ想い続けています。趣味は映画鑑賞。友だちは映画マニアの親友が一人だけ。そんな彼が、ある日突然、余命わずかの宣告を受けてしまいます。脳に悪性の腫瘍ができていたのです。ショックで呆然とする彼の前に、とつぜん、自分と同じ姿をした悪魔が現れて言いました。「世界から何かひとつ、ものを消すことで、1日の命をあげよう」…。悪魔のささやきに乗せられた主人公は、次々とものを消していきます。電話、映画、時計、そして、猫。ところが、何かを消すと、大切な人たちとの思い出も一緒に消えてしまうことになり…(C)2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会

 

主演は佐藤健。他にも宮崎あおい濱田岳石井杏奈原田美枝子が出演されてます。

あらすじは上記のままですが、僕は公開当時劇場で観ました。

その時には映像美に感心した印象しかなかったのですが、

 

 

こんな良い映画でしたっけ?

 

 

余命宣告された主人公が、世界から一つ”何か”を消すことで、一日寿命が延びる設定の中で、”何か”を失いながら懸命に生きようとする主人公が描かれます。

 

モノを消すことでそれに準じる想い出も消えてしまうので、

友人との記憶・恋人との思い出・親からの愛情も無くなってしまいます。

覚えているのは、主人公だけ。

 

大切な人に自分を忘れられた世界で、主人公は何を”失う”のでしょうか。

 

映画を見終わった後は、自分の世界に溢れるモノと、大切な人との繋がりが思い起こされえて悲しくなりました

 

 

生きたいと思えるのは、そこに大切な人との”繋がり”があるからなんですかね。

 

 

 

猫あんまり出てきませんけど、いい映画ですよ。

 

 

原作は川村元気さん。映画「億男」でも、”何か”を失った人間の物語を描いていましたね。

withus.hatenablog.com

 

 

3.「ねこあつめの家」 2017

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若くして新人賞を受賞し、一躍人気作家となったものの、現在はスランプに陥ってしまった小説家の佐久本勝。不思議な占い師からの予言とおかしな不動産屋の勧めから、片田舎の古民家に逃げるように移り住むことを決めた佐久本だったが、暮らしは変わらず、生活は下降線をたどる一方だった。途方に暮れ、縁側で庭をながめる佐久本の前に1匹の猫がふらりとやってきた。(C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会

 

出演は伊藤淳史忽那汐里田口トモロヲ

 

スマホアプリの「ねこあつめ」が原案になった珍しい映画です。

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ねこあつめ 公式サイト

 

基本的に猫が出続けます。

 

落ち込んだ主人公は、猫によって元気をもらうお話です。

 

主人公が越してきた先には、ゲーム「ねこあつめ」で登場するセットが登場するので、ゲームやったことある人は余計に楽しめるかもしれません。

 

ストーリー展開もシンプルで考え過ぎることもなく映画は最後まで進みます。

 

猫によるスランプ人間の復活物語、って感じですかね。

 

単純に猫に詳しくなれるのと、

 

映ってる猫がみんないい猫ばっかりなので、

自然体がみれるのも猫好きにはたまらないんじゃないでしょうか。

 

 

4.「劇場版猫侍」 2014

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時は幕末。かつて百人斬りと恐れられた剣客は、浪人となり果てていた。行き場を失った男に久々に舞い込んだ仕事。それは、敵対一家の親分が飼っている「猫」を斬れ。というものだった。金に釣られて押し入った屋敷、くりくりの白猫が無垢な瞳で見上げていた…。(C)2014「猫侍」製作委員会

主演は北村一輝浅利陽介チームナックス戸次さんも出てます。

 

時代劇×猫。

 

元々はテレビドラマとして放送されたものです。ドラマ版はみていません。

展開は全てコントみたいに進んでいくので、これも軽く見ることが出来ます。

 

意外と猫映画ってあるんですね。猫需要舐めてました。

 

班目久太郎という浪人が、敵対する親分の猫を切って欲しいという依頼を依頼されます。大金につられてて引き受けた久太郎は、猫を切りに侵入しますが、猫に可愛さにヤられて切らずに持って帰ってきてしまいます。

 

その猫を巡ってドタバタしていくお話ですね。

 

この猫が白猫で、僕が出会ったやつと鳴き声も似てたので、余計に見入ってしまいました。

 

猫も結構演技派に見えるのも、見ごたえがありました。

 

終始シュールな展開が続き、久太郎はどんどん猫が大好きになっていきます

そして最後に一句で相川終わります。

鈴の音が

孤独にあらずと寄り添えば

道なき道行く

我、猫侍

 

…以上、ゆる~く見える猫映画です。

 

 

5.おまけとまとめ

Amazonプライムビデオでは、「密着!ネコの一週間」という46分の短編動画があります。飼い猫の生態を探るドキュメンタリーですね。

 

猫映画を語るうえで、みとこうかなあと思ってみてみました。

ペットとして人気のネコ。しかし、私たちは本当にネコのことを理解しているのだろうか? そこで番組ではおもしろい実験を試みる。イギリスのある村で、ペットのネコたちにGPS機能付きの首輪を装着して、1週間の行動を探るというもの。調査チームはチラシを配り、飼い主たちにボランティアを募った。そして、集まった50匹のネコ。村のあらゆるところにカメラを設置し、調査本部を設けた。準備も整い、いよいよ1週間の調査がスタート。首輪を着けたネコたちは、普段通り気ままに生活をしている。一方、本部では24時間態勢でデータを集積。ネコたちの移動経路を追跡していく。さらに、小型カメラ付きの首輪を使ってネコ目線の撮影に挑む。果たして、ネコたちは外で何をしているのか? 飼い主たちも知らなかった驚きの結果とは? -Amazonプライムビデオ動画ページより

 

吹き替え版なのでドキュメンタリーとして見やすく、ナショナルジオクラフィックを見ているような感覚になりました。

 

登場人物全員が猫好きです。

 

沢山猫のいるイギリスのある村で、50匹の猫に小型カメラとGPSをつけて何してるのかを観る話なのですが、それぞれ縄張りを持っていたり、生態観察の中で、ネコが自宅とは別の家に良く出かけ、近所の家で過ごす中で、他人の家の猫の餌の残りを食べていました。

 

結論、

”猫は色んな家のペットフード食べたい”

という事が分かりました。

 

見た感じ感じたのはそれだけだったので、

僕は猫好きを語るにはまだ甘いんでしょうね。

 

これはイギリスの番組ですが、洋画では「メン・イン・キャット」という映画があります。ケビン・スペイシー演じる社長が猫になってしまう話。

 

今回紹介したのは邦画ばかりでしたが、よかったらこちらも読んでみて下さい。

withus.hatenablog.com

 

 

動物に癒しを求めるってのは、どういう原理なんでしょうか。

 

たぶん人間以外生き物と関わることで、現実逃避が出来るからなんでしょうか。

 

僕の地元には「神戸どうぶつ王国」ってのがあって、

猫触り放題なので、現実逃避したい方は是非いってみてくださいね。

withus.hatenablog.com

 

 

今回紹介した作品は、Amazonプライムビデオで配信中です。

 

 

 

今回はここまで。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

【ネタバレ】「生きてるだけで、愛。」を観て思ったこと【ストーリー解説】

2018/11/9から公開された映画

「生きてるだけで、愛。」

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コピーは、

”今を懸命に生きる、不器用な男女の真っ直ぐでエモーショナルなラブストーリー”

 

 

感想としては、

ぶっこわれた映画だな、ということ。

ラブストーリーではありませんでした。個人的に。

 

 

 

 

1.作品情報

1-1.原作と出演者

原作小説は、2009年に新潮文庫より発売されています。

作者は本谷由希子さん。

 

この作品は第135回芥川賞の候補に、単行本は第20回三島由紀夫賞の候補になっています。

 

彼女の小説の映画化は、腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「乱暴と待機に続き三作目になります。

 

主演は趣里さん。

俳優の水谷豊さんと伊藤蘭さんの子供で、2018年は28歳。

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過眠症で躁病とうつ病の女性”寧子(ヤスコ)”を演じています。

 

 

 

寧子の彼氏役は菅田将暉さん。

その他出演は田中哲司さん、西田尚美さん、松重豊さん、石橋静河さん、仲里依紗さんです。

 

1-2.用語解説

躁うつ病

うつ病だと思いながらも、極端に調子がよくなって活発になる時期がある場合は、双極性障害躁うつ病)かもしれません。
双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえします。躁状態になると、眠らなくても活発に活動する、次々にアイデアが浮かぶ、自分が偉大な人間だと感じられる、大きな買い物やギャンブルなどで散財するといったことがみられます。

厚生労働省 みんなのメンタルヘルスより

 

うつ病

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。

厚生労働省 みんなのメンタルヘルスより

 

【過眠症】 

過眠症(かみんしょう、英:hypersomnia)とは、睡眠が多いがそれでも眠いという状態であり、そのことが著しい苦痛あるいは機能の障害をもたらしている睡眠障害である。持続しているものであり、当人が正常な生活を保つために必要な睡眠時間を確保できない睡眠不足とは異なる[1]。 Wikipediaより

 

過眠症は友人にも一人います。

大事な会議でも、寝ちゃうんですよね。

寝ないようにペンを手に何度も刺しても起きれないようで、かなり辛い”病気”だと思います。

 

1-3.予告編

www.youtube.com

 

 

 

2.ストーリー(ネタバレあり)

まず、ストーリー書く上で、僕には難しすぎたので、

僕の書く詳細はかなり理解しづらいかと思います。

 

なので、簡単にストーリーを書くので、ある程度分かったら

詳細は読み飛ばし次章に進んでいただいたほうがいいかと思います。

 

 

2-1.簡単なストーリ―

躁病とうつ病過眠症の女性寧子(やすこ/趣里)は、ゴシップ記事の記者津奈木(つなき/菅田将暉)と付き合い、津奈木の家で引きこもり生活を続けています。

 

奇行に走る自分を嫌い、なかなか自立できない寧子は、たまたま出会った津奈木の元カノ安藤(あんどう/仲里依紗)に、自立を強制させられます。

 

躁鬱に理解ある新しい職場で、頑張ろうとするも、上手くいかない寧子は、

ある日暴走し、職場を飛び出し服を脱いで全裸で走り出します。

 

仕事に忙殺されていた津奈木は、異常を感じて寧子を追いかけ、全裸になった寧子と自宅の屋上で相対します。

 

お互いに想いをぶつけて、お互いがお互いに必要であることを再確認する二人。

暗闇の中、全裸で踊る寧子を、津奈木は黙って見つめ続けるのでした。

 

 

2-2.詳細なストーリー

映画は冒頭、寧子(やすこ/趣里)が幼少期、躁鬱の母親が自宅で全裸で踊っていたのを眺めていた描写から始まります。

 

母親が躁鬱で、その影響を受け自身も躁病とうつ病になり、過眠症でヒステリックを自覚する寧子は、合コンでゴシップ雑誌のライター津奈木(つなき/菅田将暉)と出会います。

 

酔い過ぎて朦朧となった寧子は、菅田将暉に介抱されて帰る中、自身の悩みを吐露。

 

「いつも誰かに自分の何かを見抜かれている気がする」

 

寧子はその自意識の為か、周りとの調和がとれず孤独でいる女性でした。

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急に走り出したり、自傷して感情の行き場所を求めたりしています。

そんな彼女の何処に惹かれたのか、そのままで付き合うことになった二人。

 

自身の性質の為に定職につけない寧子は、津奈木の家にひきこもり生活します。

ヒステリックに小さい事にイラついて怒鳴り散らす寧子に、

津奈木は「ごめん」とだけ言って言い返しません。

それに対しても不満を覚える寧子。

 

しかし津奈木も、書きたくないゴシップ記事に悩み、仕事に忙殺される日々を過ごしていました。

津奈木も自分の事で精いっぱいだったのです。

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そんな関係が3年続き、二人にある変化が訪れます。

 

津奈木の元カノ、安堂(あんどう/仲里依紗)が寧子の前に現れたのです。

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安堂は津奈木を街で偶然見かけ、ストーキングして家まで突き止めたところで、津奈木に依存する寧子を見つけました。

 

津奈木に似合うのは自分だと寧子に主張し、

津奈木に黙って寧子を家から追い出そうと画策し始めます。

 

追い出されるといっても、行く当てもお金も無い寧子。

それを聞いた安堂は、寧子を知り合いの村田(むらた/田中哲司)が店主のカフェバーで働かせ、寧子の自立を強制します。

 

無理矢理にはなりましたが、このままではダメだと自覚していた寧子は、

家族の様に接してくれ、”過眠症”や”躁鬱”に対する理解のあるバイト先で奮闘します。

 

失敗ばかりしても、村田と従業員は優しく接し続けてくれます。

 

ただ、寧子にとってそれはまた、

自分自身が否定されるような感覚なってしまうのでした。

 

自分がダメなことは分かってる。でも、それを肯定してくれる周りに対しての矛盾

それが、寧子にとって違和感になってしまうのでした。

 

ある日、その違和感のストレスを解消させるように、

寧子は津奈木に仕事の話をします。

 

ただ、いつも受け入れるだけだった津奈木も、

仕事のストレスで苛立ってしまいました。

 

寧子の会話をいつもより適当にあしらい、睡眠を優先する津奈木。

寧子は、ストレスを誰にも吐き出せないようになります。

 

安堂は相変わらず津奈木との離別を求められるも、

それになんとか抵抗しようとする寧子。

 

そんな中、寧子にとって唯一の防衛線だった津奈木が、

ついに壊れ始めます。

 

寧子に対しても苛立ちを露わにし、会社でも暴走してしまう津奈木。

仕事道具を事務所の窓から放り投げ、クビになってしました。

 

一方寧子は、時分と違う”真人間”との関わりの中で、自分の存在の場違いを自覚。

溜まっていた感情が暴走し、職場のトイレに籠ってしまいます。

 

孤独に襲われる中、最後の希望として津奈木に電話をする寧子

 

その時”普遍”から外れた津奈木は、

虚無感とどこかすっきりした表情で、仕事の後片付けをしていました。

寧子からの電話で、津奈木は寧子に会いに外に飛び出します。

 

寧子は感情を吐き出し、追いかける津奈木かあら逃げる様に走り出します。

まるで感情を吐き出すように服を脱ぎ、

裸で自宅の屋上にたどり着きました。

 

追いついた津奈木に、

「復活したんだよ」

と話し始める寧子。

 

自分がいままで抱えていた”躁鬱感”から解き放たれ、

津奈木に溜まっていた思いを伝えます。

もっと言い返して欲しい。我慢せず正直に接して欲しい。

 

でもまた自分は”躁鬱”を繰り返す。

そんな女と、なぜ一緒にいるのかと津奈木に問い詰めます。

 

「津奈木はいいよね。私と別れられるから。

 でも、私は私と別れられないんだよ。」

 

津奈木は正直に、寧子に話し始めました。

 

寧子と初めて会った日、津奈木は寧子の「いつも誰かに自分の何かを見抜かれている気がするという価値観に共感していたのでした。

 

同じ価値観を持った時、津奈木はその疑問を抑え込み、

”普遍”に合わせて自分を殺してきました。

 

ただ、寧子は津奈木と同じ疑問に対して素直に正面から向き合い、抗っていました。

それが奇行に思える行動でも、津奈木には凄く綺麗に見えたというのでした

 

二人は抱き合い、お互いの感情を確かめ合います。寧子は心の中で、

 

”二人が分かり合えたのはほんの一瞬くらい。

でも、そのほんの一瞬で、私は生きている”

 

と呟き、画面は転換します。

 

自室の暗闇で、寧子は裸になり、踊っています。

それは、寧子が過去にみた、母親の姿でした。

彼女の”素直”な生きざまに、津奈木は黙って見つめ続けるのでした。

 

 

 

3.感想

前章のストーリーを書いていて、

ここまで難しさを覚えることはありませんでした。

 

今作の主人公は”躁鬱”で、それが自分にとってはありえない現実だったからです。

”ありえない”というか、”あってはいけない”というか。

 

”躁鬱”の人間の感情について考察することが出来ないですし、

どんな気持ちなんだろうという推察も行き詰ってしまいます。

 

 

それは、自分が今までそのような感情を否定し続けられてきたからです。

辛いことがあって、誰にも言えずに、抑え込む。

 

周りに迷惑をかけたくないから、自分の中だけで処理しようとする。

そうなった時、僕自身も、拒食したり、物に当たったり、自傷したりすることがありました。

 

ただ、それを親が許しませんでした。

母親は泣き、父親は暴力で僕を強制してくれました。

そういう捻くれた感情は、自分の弱さから来ているものなんだと。

そう言われてきました。

 

そのおかげで僕は、人の機嫌を伺い、嘘をついて自分を飾り、相手に喜んでもらう事が出来る様になったし、他人が喜んでくれる事=自分が生きる理由と思えるようになりました。

 

自分の弱さやダメさを”外”に出すと、嫌われる。それが嫌でした。

 

だから、周りへの気配りが出来ない今作の寧子の生き方を、

考えることが出来なかったんです。

 

僕は”普通”を自覚し、”躁鬱”の人に対しても”同情心””猜疑心”を感じます。

「可哀想だな。」とか「助けてあげたいな。」と思います。

ただそれは、”躁鬱”である無しに関わらず、

「助かるだろう。」と思っているからです。

 

”まとも”になれると思っていたからです。

 

少数派を認めれないというか、理解ができないんですよね。

 

だから、今作で、”躁鬱”の人間の生き様・考え方、状態を知ることが出来ました。

そして、”救えない事”が分かり、”救おうとする”こと自体が間違いな時があると思いました。

 

寧子が作中で、

「私は私と別れられないんだよ」

と嘆くシーンがあります。

 

結局周りから何があっても、一番近くで向き合うのは”自分自身”であって、

その自分自身を変えられないと、何も変わらないんだと。

 

外から何か言われたり、影響を与えられても、無意味になる。

 

”助けてくれてありがとう”は結局偽物で、

”勝手に助かった”だけなのかもしれません。

 

自分が他人に対しての行いも、無意味に思えてきて、

必要が無いんだと思えてきて。

 

寧子に対しての津奈木の関係のような”唯一無二”なら良いんです。

”相互理解者”がいれば。

 

ただ、僕は”相互理解者”がいてくれたとしても、

より周りに求めようとしていました。

それは、”相互理解者”とは別の、一方通行な善意でした。

 

ある意味自分は、”加害者”としての立場にいるんだなと、

考え方を改める様になりました。

心から分かり”合える”人は、一人で十分なのに。

 

「勝手に助かる」し

「勝手に死ぬ」んでしょうかね。

 

より多くの人の為に生き続けることが、こんなにも無意味に思えるなんてことありませんでした。

 

癒されるために観たのに、衝撃が強くのこりました。

それくらい、主演の趣里さんの演技が凄かったのだと思いますが。

 

 

今回はここまで。

駄文、お付き合い頂き、ありがとうございました。

【おすすめ音楽】ひっそりと聞いて欲しい”小林武史”プロデュース曲5選【Mr.children/エレカシ/レミオロメン/サザン】

最近何も考えずに時間を過ごしたい事が多々あって、

 

画面も見たくないし、思考をすることも面倒な時

映画で現実を忘れようにも、視覚を使うのもしんどい時

そんな時に聞く曲、紹介してみようと思います。

 

繰り返しリピートして、個人的に飽きない曲です。

 

 

まあ、単純に”オススメ〇選”みたいな記事書いてみたかったんですよね。

 

今回は音楽プロデューサーである小林武史さんが携わった楽曲を紹介します。

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私選”小林武史”プロデュース5曲

 

1.BankBand with salyu / to U 2006年

Bank Band『to U (with salyu)』LIVE MUSIC VIDEO - YouTube

 

とにかく歌詞が良い

 

詩的な表現だけど入ってきやすくて、心に染みる曲です。

桜井さんと小林さんの共作になります。

 

BankBandってのは、音楽Pの小林武史さんと、Mr.childrenの桜井さんが中心に、

ap bankっていう環境保護団体を支援する非営利団体が立ち上げたバンドです。

 

そのBankBandとコラボしたのがsalyuap bank主催のライブにも多く出演されています。

salyuって読み方はサリュ・サリュウらしいです。初めて知りました。

 

名前の由来はフランス語の「Salut」。

乾杯や、知らしい間柄の挨拶の意味があるそうです。命名小林武史さん。

 

 

2.エレファントカシマシ / 普通の日々 2002年

普通の日々 / エレファントカシマシ - YouTube

 

個人的に大好きなエレファントカシマシというか宮本浩次さん。

 

桜井さんからも

「嫉妬する。自分にこんな歌は歌えない。」

とまで言わしめたセンスの持ち主です。

 

独特のハイトーンボイスと、髪をくちゃくちゃにしたり奇妙な動きで歌ったり、怪人っぷりが目立つ宮本さん。

 

僕の父親は、彼をテレビで見た時、

「こいつは ヤバい奴なんか。」

って言ってました。

 

この「普通の日々」という曲は、エレカシの中でも一番好きな曲です。

小林さんはプロデューサーとして参加しています。

 

一人の男性が主人公で、

普遍を生きる中で情景を淡々と歌いながら、ラストには

”あなたを想って 歌を歌おう”

とラブソング化させて閉めるという。

 

シャイな男性の為の歌だと思ってます。

 

歌ってる姿はタモリさんのミュージックステーション出演時の映像が一番好きだったんですけど、見つかりませんでした。

 

シンプルなセットで、大サビで後光が宮本さんに差すような演出だったんですよね。

痺れました。

 

 

3.レミオロメン / もっと遠くへ 2008年

レミオロメン もっと遠くへ ap bank fes 11 LIVE - YouTube

 

ボーカルの藤巻さんの顔が、

どうしても昔嫌いだった叔父さんに似ているので、

あんまり見れないんですけど。

 

それは置き、レミオロメンで一番好きな曲です。

小林さんはプロデューサーとして参加しています。

 

シンプルな歌詞ですが、この”もっと遠くへ”という一言が、藤巻さんの声と合わさることで、素敵な情景が広がるような気がします

 

この動画はap bank fesの映像で、野外ライブだからか壮大なイメージがより出ているような気がします。

 

歌詞だけでなく、曲の展開も目を瞑っていれば感傷に浸れて良いですね。

 

 

4.サザンオールスターズ / 真夏の果実 1990年

真夏の果実 サザンオールスターズ - YouTube

 

サザンオールスターズ、また桑田佳祐さんとはサザンの10周年から関わっていて、

桑田さん本人からの評価も高いらしいです。

当時出したアルバムでは

「このアルバムのシェフは小林君、自分は素材として気持ちよく仕事ができた」

と言っています。

 

その中での名曲はこれでしょうか。

 

誰もが知ってると思いきや最近は知らない人もいるみたいです。

知らない人はぜひ、桑田さんの甘い歌声と、女々しくても一途な歌詞に、聞き惚れてみてください。

 

届いて欲しい歌です。

 

 

 

5.Mr.children / 忘れ得ぬ人 2015年

忘れ得ぬ人 - Mr.Children (ミスチル)- 歌詞付き - YouTube

 

ちなみに、これは小林さんプロデュースではありません。

 

Mr.childrenは、デビュー当時から小林さんと共に歩み続け、

色んな雑誌で小林さんとのバンドの関わりが話題になってました。

 

”小林さんにプロデュースされるのが嫌だった”など、桜井さんが語っていたように、

紆余曲折ありながら、Mr.childrenは小林さんと共に歩み、そこから離れ、新生しているバンドです。

 

小林さんから離れ、初のセルフプロデュースとなる「足音~Be Strong」は、

長年続けてきたオリコンチャート1位を途切れさせた作品であり、

ファンの間では小林武史の名前がクレジットにない事が話題になりました。

 

 

売れる音楽を作る事と、自分達がやりたい音楽をやる事

 

たぶん色々大変なんでしょうね。(他人事)

 

ただ、小林さんが関わった楽曲は間違いなく名曲であり、

制作過程抜きにして沢山の影響を聞いた人に与えてきたと思ってます。

 

そんなわけで推したいのは、「忘れ得ぬ人」。

 

小林さんプロデュースから抜けた後に出たアルバム「REFRECTION」の収録曲です。

 

女性向けの楽曲として制作した背景があるこの曲。

 

勿論、歌詞の通り人生で最上の恋人を想って聞くことも出来ますが、

キーボードで多くの楽曲に参加してきた小林さんへ贈る歌と捉えても面白いですね。

 

 

 

 

 

未来に何があっても、一生忘れらない人はいて、でもそれはもう距離の離れた後でずっと待っているだけ。

 

伝える事が出来ないのに、音楽で伝えられるって羨ましいです。

 

 

 

 

さらに言えば、小林さん離脱後に凄く力を感じた歌は、最新アルバム「重力と呼吸」収録曲で、37枚目のシングル曲

「himawariですかね。

時点という事で挙げておきます。

 

次点.Mr.children / himawari  2017年

Mr.Children「himawari」from TOUR 2017 Thanksgiving 25 - YouTube

 

 

なんというか、明るい曲調で、はかない希望と、好きな人に対しての感謝と、寂しさに溢れている歌詞で。

 

是非歌詞を見ながら聞いて欲しいです。

 

 

 

 

 

さて、僕も聴いて、感傷に浸る事とします。

 

今回はここまで。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

【ネタバレ】「パコと魔法の絵本」日本らしくない楽しいファンタジー映画【Amazonプライムビデオ】

Amazonプライムビデオで公開中

パコと魔法の絵本

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以前流し見で見てよく理解してなったのですが、

何も考えずに映画を見たくてみてみたところ、

夢中になってしまったのでかいてみます。

笑いながら、最後は泣ける映画です。

 

 

 

1.作品情報

監督は中島哲也さん。

告白」「渇き。」など斬新な映像表現で天才といわれる映画監督で、

2018年12月7日には「来る」というホラー映画が公開されます。

 

予告編から面白さが伝わるのは、CMディレクターもされているので、

”決められた時間で如何に上手く見せるか”が良く分かっているからですかね。

 

で、この「パコと魔法の絵本」は2008年に公開されました。

元々は舞台で行われていた「MIDSUMMER CAROLガマ王子VSザリガニ魔人を映画化したものになります。

また、長編映画としては初めて3DのフルCGと実写を使って作られた記念すべき作品になってます。

キャッチコピーは「子どもが大人に、読んであげたい物語。」

 

 

2.予告編

www.youtube.com

 

 

3.キャラクター紹介

今作は本当に楽しい”SF"作品になっているので、それに合わせて個性あふれるキャラクター紹介をしてみます。

 

大貫…役所広司

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「私は、この子の心にいたいんだよ!」

大企業を一代で大きくした男。

社長を引退後も経営に携わり続けたが、体調不良により入院。

誰も信じようとしない”クソじじい”で、他の入院患者にも冷たく当たります。

担当は役所広司さん。中島作品に多く出演していて、今作では主演を務めています。

口癖は、”お前が俺を知ってるだけで、腹が立つ!”

 

 

パコ…アヤカ・ウィルソン

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「昨日も、パコのほっぺに、触ったよね?」

車の事故により家族を失い、事故の怪我の影響で”1日しか記憶が持たない”少女。

誕生日を毎日繰り返していて、母親から貰った飛び出す絵本、

”ガマ王子とザリガニ魔人”を毎日大事に読んでいます。

 

 

 

浅野…上川隆也

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「簡単です。いっぱい泣けば、止まります。」

入院患者から”ヤブ医者”と呼ばれる病院唯一の先生。

ふざけた態度から患者からは不審がられているが、腕は確かなようで、時折真面目な態度を見せています。

大貫にサマーキャンプの出し物を提案し、共に劇を盛り上げます。

 

 

滝田…劇団ひとり

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「不安なんです。じっとしていると、あの頃のダメな自分が蘇ってきて。」

 元消防士、車に轢かれて入院

現場に戻りたい一心で治療を続けますが、一向にギプスや包帯が取れません。

劇では”ガマ王子”役を当初与えれていましたが、飛び降り自殺しようとした室町を庇い、より重症、大貫に”ガマ王子”役を託します。

 

 

龍門寺…山内圭哉

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「ジュンペイまだ見つからへんのか…。」

ヤクザ。飼っていた猿が誤って拳銃を発砲し、それが当たって入院。

電話で常に逃げた猿の安否を確認しています。

山内さんは今やってる新垣結衣主演のドラマ「獣になれない私たち」でもクセの強い社長役で出演されてます。今作でもキツめの関西弁は健在でした。

 

 

木之元…国村隼

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 「オカマはね、一度で二度美味しいのよ!」

オカマになったことで子供と疎遠になりますが、常に家族の事を案じています。

大貫とは常に対立していたが、大貫の改心により応援するようになります。

映画哭声/コクソンでは妖怪日本人を怪演した国村さん。今作ではオカマ役ですね。芸のふり幅が凄い。

 

 

室町…妻夫木聡

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「分かってるよ…。俺は、ゴミだ…。」

幼少期”天使”と言われていた有名子役。ただ、成長と共に人気が落ち込み、グレて自殺志望者になってしまいました。常に自殺未遂を繰り返し、病院に運ばれています。

 

 

タマ子…土屋アンナ

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「見たがってんだよ…。あの子が…。」

パンクロックの格好をした看護師。実は貧しかった幼少期から室町のファンで、やさぐれた室町の改心を誰よりも願っています。

 

 

堀米…阿部サダヲ

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「あの…馬鹿につける薬ってのは…?」

突然現れては、大貫にいたずらを仕掛ける正体不明の人物。

劇にもオリジナルキャラを作って参加していました。

正体は、パコの大好きな絵本の作者

映画ではストーリーテラーも兼ねてます。

 

 

浩一…加瀬亮

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「ずっと一人で頑張ってきたんだよ。ずっと、ひとりぼっちでさ。」

大貫の甥。今は大貫の会社を任せられて、大貫が引退したあとも会社を経営に携わり、黒字経営を達成しています。

 

雅美…小池栄子

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「早いとこ社長夫人になりたいわぁ…!」

浩一の嫁。次期社長夫人を夢見て、大貫に媚びを売り続けています。

奇抜な恰好とメイクで圧倒的存在感を放ちます。正直見てて怖いくらい。

 

 

これだけの豪華キャストで、やるのは絵本を主軸にした映画

子供っぽいCGが多くでなかなか受けそうにない印象があって、僕も劇場では選びませんでした。

 

しかし、全キャストが身体を張った演技、最後まで飽きさせない起承転結のある展開、見ればわかりますが、大人も楽しめる作品です。

 

ちなみにアヤカ・ウィルソンは現在(2018年)21歳。

最近公開された映画響-HIBIKI-にも出演しています。

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当時の可愛さそのまま成長してて、すげえなってなりますね。

 

 

4.ストーリー

 昔むかし、あるところに、変わった人ばかりが集まる病院がありました。

 

周りから”クソじじい”と呼ばれていた大貫というおじいさん

彼は、大企業の社長を引退後、社会復帰を望みながら、退屈な毎日を送っています。

 

そんな中、大貫はパコという少女に出会います。

 

パコは今日が誕生日だといい、お母さんからの誕生日プレゼントである絵本、

「ガマ王子とザリガニ魔人」を大事に声を出して読んでいました。

 

純粋な少女の好意も無視し、他と変わらぬ冷たい態度を取った大貫。

ある日、大切にしていた金のライターを無くしてしまいます。

 

探していると、それを見つけたパコが、大貫に嬉々と自慢してきたので、

盗まれたと思って激怒。

大貫は、パコのほっぺを平手打ちしてしまいます。

 

翌日、罪悪感はあっても素直になれない大貫。そのジレンマに余計にイライラしていると、パコが昨日と変わらぬ笑顔で現れます。

 

昨日の事があったのに…。動揺する大貫は、昨日叩いたほっぺに手を当てます。

するとパコは、

 

「ねえ、昨日もパコのほっぺに触ったよね?」

 

と言ってくるのでした。

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パコは、交通事故で、記憶が一日しか持たない少女だったのです。

 

それでも自分が叩いたほっぺの感覚は、不思議と覚えていたパコ。

 

大貫は、その記憶が自分の暴力だとは言えませんでした

 

パコの変わらない純粋な態度に、大貫は改心。

パコの心に毎日い続けたいと、パコと遊ぶようになります。

 

そんな中、大貫はパコの為にある計画を提案。

それは、パコの大切にしている絵本を、演劇として見せてあげようということでした。

 

一番楽しい記憶をパコに与えて、”何か”をパコに残したかったのです。

 

嫌われ者の大貫は、他の入院患者に頭を下げて、一緒に演劇をやって欲しいと提案。

改心した大貫の態度に、皆が協力を決めます。

 

練習を重ねて迎えた当日。

 

一生懸命な演技に、パコは大喜び。

 

演劇は大成功に終わりましたが、結果パコはそれも覚えていることは出来ませんでした。

 

そして、原因不明の病のせいで、パコは余命が長くありませんでした。

 

大貫のおかげで、奇跡的に延命出来ていたパコ

 

パコの最期の時、大貫はパコに会いに行きます。

 

パコの頬に手をあて、大貫は言いました。

 

「パコ…。お誕生日だね。おめでとう。」

 

嫌われ者の大貫は、パコの為に必死になる事で、みんなの記憶に残る素敵な人物になりました。

 

 

5.感想

感想としては、邦画らしくない映画だったなあ、と。

 

「アリスインワンダーランド」チャーリーとチョコレート工場など、多くのファンタジー洋画のような、そんな感覚がありました。

 

その世界観や演出が、中島監督が世界的に認められる理由なんでしょうね。

 

CGと実写を融合させた、素敵な映画でした。

 

中島作品は視覚効果が斬新な作品が多いので、シンプルに感情に訴えかけられて、万人が”面白い”と思えると思います。

2018年12月公開の「来る」も、そういう期待があるので、

誰かと観に行って、「面白かったな~。」て言い合いたいもんですね。

 

心が病んだり、とにかく励まされたいときに見てみると、シンプルに笑える良い映画だったと思います。

 

 

 

今回はここまで。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

Amazonプライムビデオで公開中の作品は期間限定公開が多いです。

気になった方はお早めに。

【おすすめ洋画】「ティファニーで朝食を」を通してみるレトロ映画の見方【オードリー】

Amazonプライムビデオで公開中の映画

ティファニーで朝食を

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この作品と合わせて、同じくプライムビデオで公開中の

「ハリウッド・コレクション:想い出のオードリー・ヘプバーン

と共にオードリー・ヘプバーンについてかいてみます。

 

 

 

1.「ティファニーで朝食を」作品紹介

1-1.基本情報

ティファニーで朝食を」はカポーティが1958年に出版した小説をもとに、1961年にオードリー・ヘプバーン主演で映画化された作品です。

 

映画内では「ティファニー」のショーウィンドウを見ながらパンを食べるオードリーが描かれていましたが、映画の影響を受けて2017年ダイニングスペースがオープンしています。

 

もともと「ティファニーで朝食を食べるご身分」というたとえからタイトルは出来たみたいなんですが、読んで字のごとくという結果になったみたいですね。

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「The Blue Box Cafe」の内装
Image by: Tiffany & Co.
 
 
1-2.作品の簡単なストーリー
ホリー・ゴライトリーは、華やかな世界に憧れ生活する自由奔放な女性。
 
お金持ちとの結婚を常に夢見ていて、玉の輿を狙いながらティファニーのような素敵な空間で生きることを目標にしています。
 
パトロンで今は収監されているマフィアのサリー・トマトにも、毎週会いに行って報酬を受け取っていました。
 
ある日、彼女のアパートに、売れない小説家ポールがやってきます。
彼は、人妻との不倫関係にある男性でした。
 
ポールと話すうち、兄であるフレッドとの共通点を感じ交換を持つホリー。
ホリーは、軍隊にいる兄といつか一緒に暮らすことを夢見ています。
 
誰とでも仲良くなれるホリーは、ポールを自室のパーティに誘います。
ホリーの奔放な姿にポールも徐々に惹かれていくことになります。
 
また違う日、ポールは不倫相手から、アパートの近くに不審な男がいることを言われ、正体を確かめに向かいます。
 
その正体は、「ホリーの亭主だ」と名乗りました。
ホリーは実は若い時に結婚していて、家出していたというのでした。
 
フレッドとも仲の良い亭主は、ホリーを迎えにきたいといい、ポールにそれを伝えて欲しいと頼みます。
 
男が持っていたコーン・キャンディのオマケの指輪を貰い、ポールは男をホリーに会わせます。
 
しかしホリーは既に離婚したつもりで、一緒に戻るつもりはないと伝えます。
諦めて去っていく亭主に、ホリーは涙を浮かべて見送りました。
 
それからホリーとポールはデートを重ねます
 
ティファニーに入った二人は、高い買い物を諦め、コーン・キャンディのオマケの指輪文字を刻んでもらう事にしました。
 
豪華な生活を夢見たホリーは、ポールの前ではそのような様子を見せず、素直で美しい女性のままでした。
ただ、ホリーは、富豪であるホセとの結婚を夢見ていました。
 
二人は楽しいデートを終え、キスをして別れ、翌日ポールは不倫関係の女性と縁を切ります。ポールは想いを伝えますが、ホリーは富豪ホセとの結婚を目標としています。
自分に気のないことに怒ったポールは自宅に帰りました。
 
富豪ホセとデートし、帰宅したホリーは、兄の死を告げる電報をみて動揺します。不安定になるホリーを介抱したポールは、富豪にその場を任せ、去っていくのでした。
 
 
暫く経って、ポールがホリーの元を訪れると、ホリーは富豪ホセとの結婚を目前にし浮足立っています。
ホリーは、富豪ホセと共にリオへ行く準備をしていまいした。
 
幸せを何度も口にするホリーに、ポールは最後の食事に誘います。
 
夜、二人が帰ると、ホリーの部屋には警察官が待っていました
 
ホリーは手錠をかけられます。その理由は、監獄にいるサリー・トマトが、ホリーを使って麻薬密輸に関与していたと疑われていたからでした。ホリーは無意識に犯罪への加担していたのでした。
 
保釈されたホリーを、飼い猫を連れてポールが迎えに行きます。
タクシーの中でホリーは、富豪ホセと共にリオへ行くと言い出します。
 
しかし、ポールには、ホセから届いた、今回の騒動を受けてのホリーへの別れの手紙が届いていました。
 
泣き出すホリーに再び愛を伝えるポール。
監獄へ戻りたくない、海外に逃げたいというホリーをポール叱咤しますが、動揺を露わにして猫を外に追い出します
 
諦念したポールは、
 
「人のものになりあう事だけが 幸福への道だ」
 
と言い残し、想い出の指輪をホリーに渡して出ていきました。
 
残されたタクシーの中で、想い出の指輪をはめ、ポールの一途な愛情に気づき涙を流すホリー。
 
タクシーを飛び出し、雨の中二人で猫を探します。
 
路地裏で猫をみつけた二人は、向かいあいキスをして、映画はフェードアウトしていきます。
 
 
 
 

2.作品の見方

レトロ映画っていうのは現代の映画とは違って、カメラアングルも一定で、CG技術なく、目の肥えた人にはなかなか見づらい印象があるかもしれません。

 

ただ、レトロ映画に共通するのは、作品が一つの芸術として仕上がっているところです。

 

ストーリーなどもそこまで深くなくても、役者の表情、服装、街並み、そしてセリフ回しが、美術品の様に完成されていると思っています。

 

なので、それを楽しむ、と。

 

今作「ティファニーで朝食を」でもそれが分かります。

 

冒頭でホリーがポールに対し、

「あなたにも気持ちが”赤く”沈む事があるでしょ」

というシーンがあります。

 

勿論、原作小説に準拠した表現だとは思いますが、

このような詩的なセリフ回しも、人を魅了するという芸術作品としての形を作っているように思えるんです。

 

そして今作において象徴とされているのが、主演のオードリー・ヘプバーン

 

顕著なのが、彼女のピンショットの時。

 

多くのシーンで、彼女の周りに白のぼかしを入れているんですよね。

 

これが本人の美しさと相まってフォーカスをあてられて、より人を魅了するようになります。

 

 

 

こんな感じで、世界感・台詞の美しさ・主演の力が合わさって、完成される芸術。

 

それを見ながら感動するのがレトロ映画の良さじゃないかと思ってます。

 

 

3.オードリー・ヘップバーンの魅力

今作に合わせてみたのが、

「ハリウッド・コレクション:想い出のオードリー・ヘプバーン

です。

 

1時間にわたってオードリーと、息子や兄など、様々な関係者のインタビューを交えながら作られたドキュメンタリーなんですが、

 

これを見てより彼女の良さを知ることが出来ました。

 

何よりも老齢のオードリーが出てくるのですが、

映画当時の美しさもあり、永遠の彼女の魅力を感じることができます。

 

また、彼女の出演作の舞台裏も知る事が出来るのも貴重でしたね。

 

まず印象的だったのが、ローマの休日の時の裏話。

 

当時主演はグレゴリー・ペッグで、彼の名前のみが大きくポスターには表示されていたのですが、彼がオードリーの魅力を感じ、

”あとで恥をかくことになる。彼女は初の主演でアカデミー賞を手にするぞ”

と言い、大きく表示されるようになったそうです。

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あとは、ジバンシィ創始者も登場していました。

彼女が「麗しのサブリナ」で着る衣装を選びに来た際、彼が使うモデルとまったく同じ体系だったらしいです。

話し方、着こなしすべてがぴったりだったと語っていました。

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沢山の業界関係者からも、評価が高かったんですね。

 

女優引退後は、1989年にユニセフ親善大使に任命され、積極的に活動しました。

彼女はインタビューでも、

”人が私に向けてくれる好奇心を貧困の子供たちの為に使えることが素晴らしく思う”

と話し、多くのメディアにも姿を見せたそうです。

 

この作品から、女優だけでなく、彼女の芯の強さを感じることができました。

ファンには是非見てもらいたい作品ですね。

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あと、作品の中で「ムーンリバー」を歌っていたのですが、本当に素敵…。感慨に浸れます。

 

4.おわりに

ここまで書いてみましたけど、

レトロ映画だったり、往年の女優や俳優は

時間が経つほど多くの人に見られるものなので、

それぞれの感想は沢山あるだろうから面白いですね。

 

個人的な”見方”はこんな感じでした。

 

年齢や性別、見る人の立場で沢山感想があるから、

この映画を好きな人にも感想を聞いてみたいもんです。

 

 

 

今回はここまで。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

 

 

Amazonプライムビデオの公開作品は期間限定です。気になったらお早めに。

【楽曲紹介】映画「ボヘミアン ラプソディ」が名作たる理由【ネタバレ】

2018年11月9日に公開された

ボヘミアン ラプソディ」

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感動に打ち震えました。

 

暫くフィクションしか見てきてなかったので、

内容の深さに途中しんどくもなりましたが、

実在した天才の物語は、こうもドラマがあるのかという思いと

実際のクイーンの音楽と、熱演した主演の見事さにやられました。

www.youtube.com

 

 

1.はじめに

バンド名もリード・ボーカルの名前も知らない人でも、

楽曲を聞けば聞いたことがあると思います。

 

今作の主人公は伝説のロックバンド「クイーン(Queen)」

 

まずは簡単な紹介から。

リードボーカルフレディ・マーキュリー

ギターはブライアン・メイ(今作の音楽プロデューサー)

ベースはジョン・ディーコン

ドラムはロジャー・テイラーです。

4人構成のバンドです。

 

1985年、伝説のチャリティライブの時も産まれていなかった僕も

素晴らしい楽曲は記憶に残っていました。

 

2.フレディ・マーキュリーの生涯

今作はクイーンの自伝的映画でもあるのですが、

それにはリード・ボーカルであったフレディを紹介しなければいけないでしょう。

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フレディは1946年に生まれ、

バイセクシャルという自分の性質と闘いながら、

数々の名曲を作り続け、45歳という短い生涯で人生を終えています。

 

死因はHIVエイズ)の合併症による肺炎です。

 

自身も自称していた「パフォーマー」として、常に観客が喜ぶパフォーマンスを提供してきた彼は、映画のタイトルになった「ボヘミアン・ラプソディ」や「キラー・クイーン」などの楽曲を作詞作曲しました。

 

当時彼はバイセクシャルといいう自覚はなく、メアリーというガールフレンドもいました。

1970年に「クイーン」を結成してからも、メアリーは、恋人、また友人という立場で生涯彼を支え続けました。

 

楽曲作成においても、同じことをするのを嫌い、オペラ・ロック・ヘヴィメタルなど、全ての芸術を取り入れることを好んでいました。

 

最も有名なライブ映像で、映画のラストシーンで観客の視線をくぎ付けにしたのは、1985年のライブエイド

 

7万人を超える観客世界規模の衛星中継で行われたライブでは、観客とい一心同体になってパフォーマンスし、「世界で最も偉大な演奏」として称されました。

 

私生活ではメアリーと交際を続けていたものの、フレディの浮気が原因で破局、その後バイセクシャルをカミングアウトし、ジム・ハットンと7年間にわたり交際。

 

ジムはフレディが最期を迎える時も献身的な介護で寄り添い続けました。

 

親日家としても有名で、東京や大阪でもライブを行い、自宅には日本庭園を設けていたほどらしいです。

 

フレディの死後も人気は続き、現在までのCDの売り上げは3億枚と見積もられてます。

 

マイケル・ジャクソンレディ・ガガもクイーンのファンであったことは有名で、レディ・ガガの”ガガ”は、クイーンの楽曲「Radio GaGa」から取ったと言われています。

 

 

次にバンドについてですが、フレディの死後も、クイーン名義での活動は断続的に続いていて、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねています。

 

個人的に思うクイーンの特徴としては、

バンドメンバーのコーラスが異常に上手いことでしょうか。

フレディ自身”ボーカル”ではなく”リード・ボーカル”を自称していたように、楽曲にも度々バンドメンバーの歌声が収録されています。

 

またバンドメンバー全員が作曲を行い、それぞれの個性が光っていた為、その多様さもクイーンの人気を上げた理由であると思います。

 

3.ライブ・エイドでの演奏曲

映画内での楽曲と、実際のライブでの楽曲は演奏数に差異があります。

 

実際のライブ映像では、全6曲。Youtubeに動画が上がってます。最高です。

Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version] - YouTube

1.bohemian rhapsodyボヘミアン ラプソディ)

2.Radio GaGa(レディオ・ガガ)

3.Hammer to Fall

4.Crazy Little Thing Called Love

5.We Will Rock You

6.We Are the Champions(伝説のチャンピオン)

 

映画の中では

1.bohemian rhapsody

2.Radio GaGa

3.Hammer to Fall

4.We Are the Champions 

の4曲。

 

情報によれば、撮影時はこの映像を6曲通しで撮影したようなので、DVDなどの特別映像で「ライブ・エイド」の完全再現がみれるかもしれませんね。

 

ちなみにエンドロールで流れたのは、

1.Don't Stop Me Now

2.The Show Must Go On 

の2曲。…現代に残る名曲が多すぎる。誰もが一度は聞いたことがあるハズ。

 

4.主演紹介

この映画では、クイーンのメンバーを誰がどう演じるかがひとつの注目ポイントになると思いますが、主演について簡単に書いてみます。

 

個人的にはベースのジョンが本人と凄い似てた点が印象的でしたが。

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主演はラミ・マレック

個性的なキャラクターを完璧に演じてくれました。

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Photo: Peter Still/Redferns/Press

 

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彼なんですが、どこかで見た気がして調べてみたら、

ナイトミュージアムのエジプト王役で出演していたみたいですね。

 

しかし化けっぷりが異常でした。

 

勿論顔つきなどは難しいでしょうけど、言動やパフォーマンスはまさにフレディそのものでしたね。

 

 

5.ストーリー(ネタバレ)

ストーリーとしては、ドキュメンタリーなので、多くの情報が既に残されているのでネタバレも無いと思うのですが、僕の知らなかっった部分と合わせて簡単に書いていきます。

 

 

青年時代、自分の産まれやコンプレックスに悩みながらも、自分で歌を作り続けていたフレディは、クイーンのバンドメンバーと出会い、家族として楽曲作りに励んでいきます。

 

バンドメンバーと衝突しながらも、それが家族として完成していたからこそ、反発し合い作り上げて生きた楽曲は名作ばかりでした。

 

これまでの常識を打ち破る楽曲づくりの中でも際立ったが「ボヘミアンラプソディ」。

 

当時ラジオでの公開が主流の中で、6分を超える楽曲と哲学的な歌詞から、スポンサーからの批判を受けました。

 

それでもこの曲の力を信じて止まなかったクイーンは、知り合いのラジオ局での公開を敢行。結果大ヒットとなりました。

 

スターダムを登っていくクイーン。

しかしそのころから、”家族”に亀裂が生まれ始めます。

 

フレディ以外のメンバーには妻・子供が出来、フレディは孤独を感じる様になります。

ガールフレンドのメアリーと、人生を共に生きて欲しいと誓いあっていましたが、メアリーはフレディのバイセクシャルを見抜き、フレディの元を離れていきます。

 

自身のバイセクシャルを感じながらも、メアリーへの想いが捨てられないフレディ。

メアリーが彼氏を連れて、”友人”としてフレディの前に訪れた時、圧倒的な喪失感で自暴自棄になります。

そしてフレディは、付き人であるポールとの関係を深めていきます。

 

このポールが厄介者でした。。

 

ドラッグに溺れ、乱交パーティを繰り返し、ポールはフレディを独占し、バンドメンバーとメアリーに対してフレディに距離を置くように仕向けます。

 

ついにはポールはフレディにソロ活動を薦め、クイーンは解散の危機に陥ります。

 

ポールはメアリーからの連絡があっても、独占欲からフレディには伝えずにいました。

 

それでもバンドメンバー、”家族”との絆を信じていたフレディは、ある日ポールの洗脳気づき、ポールとの離別を決断します。

 

また、自身がHIVの感染していて、余命が長くないことも分かり、”家族”への想いが再燃します。そして再び”家族”の元へ赴き、謝罪し復活を提案しました。

 

フレディの才能を信じていたバンドメンバーは、これから永遠にクイーンとして活動することを約束。

”友人”としてメアリーとの関係も回復し、笑顔で接せられるようになりました。

 

そして4人揃って、チャリティライブ「ライブ・エイド」の出演を決めます。

 

ライブ当日、孤独なフレディはそこにはおらず、”リード・ボーカル”として、”家族”として、”クイーン”として、フレディは舞台に立つのでした。

 

 

6.感想 楽曲以外の部分に触れる

観る前は、この作品にはクイーンの音楽の素晴らしさを見せてくれるものだと思っていました。

実際、主演のラミ・マレックを始め、出演陣のパフォーマンスとクイーンの肉声が合わさった映像に圧巻されました。

 

ただ、それ以上にストーリーが良かったんです。

 

最近はフィクションしか見てなかったので、フィクションに対して生まれる感情は”感動”や”憧れ”でした。

 

「こんな恋愛がしてみたいな。」とか

「こんな未来があったらいいな。」とか

そういうふわふわした観点で見ていたんですけど、

 

今作はドキュメンタリー

そこにいるのは、実在した人間の生々しいストーリーでした。

 

おこがましくも、多少なりとも自分と重ねてしまいます。

 

大好きな人がいて、将来を互いに誓い合ったけど、徐々に軋轢が生じていく。

メアリーは、フレディを愛しながらも、愛情がどこか一方通行で、違和感を感じます。

それは、愛する男性がバイセクシャルだったからでした。

 

好きだけど、付き合えない。そういう感情でメアリーはフレディから離れます。

 

一方フレディ。一貫してあるのが、メアリーへの愛情でした。

自分がバイセクシャル、もしくはゲイであったとしても、人間としてフレディはメアリーを愛していました。バイセクシャルと自覚してからも、メアリーに傍に居て欲しいと懇願しました。

 

メアリーは”友人”としてフレディとの関係を続けようとしました。

でも、フレディは”愛”という感情を捨てられなかったです。

 

メアリーが彼氏を連れてフレディの前に現れた時の、フレディの表情は、見ていられませんでした。凄い苦しかったです。

 

圧倒的な喪失感。それに心が響きまくって泣きそうになりました。

 

信じていた相手がいて、それに答えられない自分もいる。

 

女々しく追いかけ続けても、一向に近づかない距離がそこにありました。

 

そんな状況が、フレディをドラッグに溺れされたのかもしれません。

 

結果、そういう感情は時間と共に昇華して、作られた楽曲は何億人もの感動を生みました。

 

天才でも凡人でも同じような経験をして悩み苦しんでいて。

 

”天才”というのは、そういう普遍の苦悩を突出した”何か”に昇華出来る人間のことをいうのかもしれません。

 

 

そんなことを想いながらみた映画でした。

 

今回はここまで。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。