へんずブログ

所感についてはほぼ日記です。

【お爺ちゃん映画】Mr.ホームズ 名探偵最期の事件【amazonプライムビデオ 】

こんにちはけむりです。

 

今回プライムビデオで選んだのは

「Mr.ホームズ 名探偵最期の事件」です。

 

ネタバレ含みます。が、事件の詳細は語りません。ホームズらしい事件の見応えは是非本作をご覧ください。

 

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(ミスター・ホームズ めいたんていさいごのじけん、原題: Mr. Holmes)は、イギリスとアメリカ合衆国で製作された2015年のミステリ映画である。監督はビル・コンドン、主演はイアン・マッケランが務める。原作はミッチ・カリンの小説『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件(英語版)』(2005年出版)。

Wikipediaより抜粋

 

 

 この映画を選んだ理由は、おじいちゃんが見たかったからです。

 「映画見たいなぁ」とふと思い立った時、ジャンルから考える事がある人沢山いると思うのですが、その中でも確実にあると思うんです、おじいちゃん需要。というか、おばあちゃんも。

 老害と呼ばれる人は別として、なんかおじいちゃんおばあちゃんって見てるだけで泣きそうになりませんか?

 人生経験が豊富なだけ人間自体の魅力に溢れていると思っていますし、もしくはいずれくる未来の理想を探しているのかも知れません。

 私自身、おじいちゃんは私が生まれた時には逝去していたので、よりこの熱があるのかも知れませんが。

「スッキリするアクション見たいな〜」

とか

「現実逃避できるSFを欲している」

とか

「出来るだけ残酷なホラーが良い」

とかの中で

とりあえずおじいちゃん見たい」

そんな理由で選んだ作品です。

 

 

誰もが知る名探偵の"最後の事件"

  1-1.名探偵ホームズのあらまし。

 コナン・ドイル著の推理小説フィクションの中の名探偵、シャーロック・ホームズ。相棒ワトソンと共に数々の難事件を解決してきました。

 クールでユーモアのある名探偵ってイメージしか無い、というか名前を知ったのも名探偵コナンからだと思うし、コナンドイルファンからすれば浅いレビューになるかも知れません。

 

  1-2. 今作のシャーロック・ホームズ

 ともかく名探偵の代名詞は世界的にもブレてないと思いますし、これまでも数々の名優が映画でホームズを演じています。ロバート・ダウニー・Jrベネディクト・カンバーバッチなど、最近では人気のある役者の方々も演じています。

 そんな中今回イアン・マッケランが演じたのは探偵業引退後35年経過した老齢のホームズ。イアン・マッケランといえば、映画X-Menでシリーズが進むと共に動かず最強を極めたマグニートーが有名かと。

 そんな彼がまさに適役、寿命ギリギリのホームズを演じます。この演技が素晴らしく、引退前最期の事件の際の過去編ホームズと、それを35年後に思い出し記録しようとする老齢ホームズを見事に演じ分けています。

 過去編のホームズは確実に歳は重ねているものの紳士的で凛々しく人間的でした。ユーモアに富んだ台詞回しは名探偵の輝きを増すばかりで、格好良さは永続されています。

 対照的に老齢ホームズは隠居し、ヘルパーさんが居ないと生活できないし、言葉もしどろもどろだし、昨日の事すら思い出せません。あとミツバチ大事にしています。

 あぁ、おじいちゃん…!!

おじいちゃんの魅力を全フリした感じがたまらなく愛しく、目が離せませんでした。

 

  1-3.作品の見所

 そんなおじいちゃんのホームズですが、ヘルパーさんの息子ロジャー(マイロ・パーカー)に生きる糧を貰って自身を引退に追い込んだ事件について思い出していきます。

 途中薬草をすり潰したものを皮下注射しかけて倒れたり(おじいちゃん…!)、ロジャーを海に誘って翌日忘れたり(おじいちゃん…!!)、ミツバチの生態系に大興奮してはしゃいだり(おじいちゃん…!!!)と、シニアパワー全開させるんですが、時折見せる名探偵の片鱗が、格好良さを引き立てます。

 名探偵はどう最期を生きるのかを描いた今作品は、ロジャーという少年こそ、キーパーソンとして輝きます。老齢と対照的な好奇心旺盛な少年。彼はまさに現代のホームズファンそのものであり、ホームズへの敬愛を忘れません。ホームズを名探偵として、あるいは人生の先輩として、あるいは大好きなおじいちゃんとして接し続けます。痴呆を晒すホームズに対しても、その姿勢は変わりません。

 ロジャーのおかげで、ホームズは最期の事件を思い出し、直近の日本への旅で出会った梅崎(真田広之)の亡き父に対しての記憶を思い出し、梅崎への義理も果たす事が出来ます。

 長き人生を生きたホームズは、やはり愛すべき人であって、苦悩や葛藤の中で生き続けた、ひとりの人間でした。沢山の人々との関わりの中で彼の人生は成熟し、老齢になってそれ思い出し、全ての出会いに感謝して物語は終わります。

 最期ホームズを写しながら映像が俯瞰に変わっていくシーンがあるのですが、あれってセリフ無かったですけど「ありがとう」って言ってたら最高です。何度か日本語でお礼を伝えるシーンがあったので、そうであれば嬉しいな。

 

まとめ

 要は私がおじいちゃん好きって事を書いただけになりましたけど、今作だけでなく、人生の終着点に立つ人物の映画って、沢山あるように思います。

 それはつまり製作者にもシニアに対する敬意や、老人から学び得る事が沢山ある事への現れだと思いますし、永年愛され続けるホームズの老後を通して、そこの魅力を今作でも伝えたかったんだと思います。

 今作ではイアンマッケランもそうですが、改めて子役のマイロパーカー君の演技が光っていました。老齢ホームズと共に過ごしたロジャーが今後どうなるのかを楽しみに考えることは、現代これからの世代の輝きを期待の目で見つめる事にも通じているような気がします。

 

 

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。