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【微ネタバレ】「まんぷく」が始まったし、安藤サクラの「百円の恋」をみんな見よう【おすすめ映画レビュー】

「半分青い」が終わって、新しいNHK連続テレビ小説が始まりました。

 

タイトルはまんぷく

 

主演は日本アカデミー賞女優の安藤サクラさんです。

 

良い人選しますね。

脚本は、「HERO」海猿ガリレオシリーズの福田清さん。

NHKでは大河ドラマ龍馬伝を手掛けるヒットメーカーなので、期待できますね。

 

まんぷくの紹介はいいとして、安藤サクラさんつながりの映画

 

第39回日本アカデミー賞で主演女優賞を受賞した

 

「百円の恋」について書いていきます。

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安藤サクラが体当たりで演じた「百円の恋」のあれこれ

1.安藤サクラさんについて

調べてみると、安藤サクラさん、なかなかの家族構成だったんで、まずは本人の紹介から。

 

父親は俳優の奥田瑛二さん。

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個人的にですが、「あ、どっかで見たことある」俳優ランキングでトップ20くらいに入ってそう。

 

名バイプレイヤーなイメージ。

 

「64‐ロクヨン‐」世界から猫が消えたならなどに出演されています。

 

あと思い出したのがゲーム龍が如く5」芹沢和彦役で出ていました。

 

安藤サクラさんは母親もエッセイスト、姉は助監督と、芸術家一家で育ったようで、彼女自身は高校生の時に女優の道へ進んだそうです。

 

 

あとは旦那さんが俳優の柄本佑さん。仲いい夫婦としてネットで話題にもなりました。

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夫婦仲がキレッキレな感じが凄い好印象です。

 

2009年には園子温監督の愛のむきだしでも個性光ってたのを覚えています。

 

また主演を務めた万引き家族(2018)では、第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しています。そういや「万引き家族」まだ観てないな。

 

 

2.「百円の恋」ストーリー紹介(ネタバレなし)

主人公はお弁当屋さん「さいとう亭」の長女、一子(いちこ)

 

一子は32歳になりながらも働きもせず実家の手伝いも怠けて親に依存して生活しています。

 

「さいとう亭」の手伝いと育児を両立させる、シングルマザーの妹からは暴言を吐かれるも言い返せず、ヒステリックに暴れたりしちゃってます。

 

ひきこもり生活を続ける中、ある日妹と大喧嘩をし、実家を飛び出した一子は、初めての一人暮らし、初めてのアルバイトを始めます。

 

なかなか上手くいかない日々を過ごしながら、とあるきっかけで出会ったボクシング、そしてボクシングで繋がった初めての恋。

 

自身を「百円くらいの価値しかない」と自虐する一子は、

ボクシングと出会い大きく変わっていきます。

 

そんなお話です。

 

3.見どころ①「絶望からの昇華」

今作の見所は、崖っぷちな生き方をする一子が、ひきこもりから脱却し、新しい道を模索し奮闘する「サクセスストーリー」です。

 

ただ、ひとことに「サクセスストーリー」というのも作品の価値を落としてしまう印象があります。

その理由が、あまりにも一子(安藤サクラ)の演技力が迫真に迫っているからです。

 

まず序盤、自堕落な生活を続ける一子の描写は酷く目も当てられない状態

 

「うわぁ。」て観てて思いました。

 

「ダメ人間」を安藤サクラが熱演しているのですが、その演技が生々しくて見ていて引いてしまう程でした。

 

コンビニの深夜アルバイトをするも、コミュニケーションと縁のなかった人生だったもんだから悪戦苦闘。面倒な同僚の扱いも分からず苦労する場面もあります。

 

ただ、一子は生きる為に生活を続けます

 

そんなる日、ボクシングジムで汗を流す狩野新井浩文)と出会います。一子の勤めるコンビニの常連でもありました。

練習する必死な狩野に見惚れ、ボクシングへ興味を持つと共に、異性に興味を引かれた一子は、次第に狩野との距離を縮めていきます。

 

不器用な女性が初めての事に戸惑いながら感情を持って関わっていく様子がリアルに描かれています。

 

狩野と話すときは、笑顔で話している一子。

なんやかんやで狩野と同棲をして、一子の表情はより明るくなっていきます。

 

しかし、狩野が家から突然出ていき、また一人になる一子

 

浅い幸せが早くも崩壊したとき、一子は狩野と知り合ったきっかけであるボクシングを始めます。

 

こっからが無茶苦茶面白い

 

ボクシングを真剣に取り組むようになって、プロテストを受けるんですけど、始めたころの一子はだるだるの身体で、まず目に覇気がありませんでした

 

しかし、ボクシングにハマっていく中で、一子の外見は勿論、内面にも変化が訪れます。

 

その体躯の変化、表情の変化を全力で表現する安藤サクラに、後半からはくぎ付けになります。

 

一子はボクシングと出会い、自分の価値を百円くらいの物だと自覚しながらも、必死がいていく。

 

プロテスト合格後、初めての試合に挑む安藤サクラを、家族が見守ります。

 

その家族の表情をみていても、皆一子の変化に驚いている様子でした。

僕も驚いていました。感動していました。

 

その演技を観るだけも、この作品を観る価値はあります。

 

単純なサクセススト―リーではなく、絶望から立ち会がり、自立したあと、観る人に影響を与えるまでに昇華した女性を描いているのが、作品のひとつの見所です。

 

4.見どころ②安藤サクラのストイックっぷり

見どころ①に関わり、安藤サクラ女優魂がさく裂するのが今作の大きな見所です。

日本アカデミー獲るわ、これは。って感じ。

 

作品序盤では、自堕落でどうしようもなく、体つきもダルダル、精神もゴミみたいな主人公を演じ、

 

中盤では必死にあがくも上手くいかず、それでも生きようともがく必死さを演じています。

(中盤でバイト先の同僚のくそ野郎に強姦されるシーンがあったんですが、ここはスイマセン、不快感が凄くて見れずにスキップしました。)

 

そして後半では、ボクサーとして完成された肉体、見事なフォームを見せつけ、依然との対比でより輝きを増した姿は、なんとういか、

 

憧れというよりも、絶望から打ち克った人間の象徴

 

としてもみれたような気がします。

 

「頑張った大賞」受賞みたいな。本当にかっこよかった。

 

 

5.まとめ

作品全体では安藤サクラの演技力が突出してましたが、ストーリ―を考えてみると、

どれだけ絶望な状況に自分がいて、やりたいことがなく、生きる活力が見つけられない時も、

 

思いがけないふとしたきっけけで人は変わる、変われるかもしれない

 

というメッセージっがこもった映画だったようにも感じられます。

 

一子にとってそれはボクシングで、ある人にはサッカーだったり、料理だっり、女優だったり。あとYoutuberだったりするんでしょうかね。

 

自分で見つけれないと思っていても、まだ諦めるな、という応援歌のような。

 

生きていれば、いつかそんな存在出会える。

 

そんな映画だったんではないでしょうか。

 

 

とにかく、一子覚醒からのシーンは、何度でも見れる。

 

おすすめです。

 

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

 

 

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