へんずブログ

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【スーダン難民】「グッドライ」を観て感じたこと【最低限の知識とおすすめ】

こんばんはけむりです。

 

 

今回は「グッドライ〜いちばん優しい嘘〜」を観ました。

 

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公開:2014年

監督:フィリップ・ファランドー

出演:リース・ウィザースプーン / コリー・ストール

 

ーこれをみて、貴方は何を感じますか?

 

 系の映画って苦手なので、見なかったんですけど、やはりこういうジャンルの映画は見るべきなんだと思いました。

 

 実話を元にしたフィクションって、これ見よがしに涙を誘うのがイメージなんですけど、今作は本当にメッセージが強かったです。

 

 

 

1.事前認識

 まず難民と移民受け入れについてですが、難民とは国を追われ行き場のない人間で、移民受け入れは、難民を自国民として保護するというのが私の認識です。

 

 なので当然のように

  ・文化(文明)の違う場所で生きる事を強いられる

  ・差別の目で見られる

  ことがに当然に起こります。

 

その中で生きるのがこの映画のストーリーなので、この覚悟が無いと見続けるのに抵抗があるでしょう。

 

 今作における難民とは、第二次スーダン内戦で生まれた集団難民です。wikiで見てみると

第二次スーダン内戦(だいにじスーダンないせん)は、1983年に当時のヌメイリ政権が国政にイスラム法を導入したことに南部の非アラブ系住民(大半が黒人とアニミズム、一部キリスト教徒)が反発し勃発したスーダンの内戦である。2005年までほぼ22年間続いたことから約190万人が死亡し、400万人以上が家を逐われた。またこの内戦で、南部のヌエル族やディンカ族の子どもたち約二万人が、居住地を追われて孤児となり、スーダンロストボーイズと呼ばれる集団避難民となった。数は少ないがロストガールズもいる。  Wikipediaより

 

 つまりは私達が普段いる生産社会とは離れた村を中心とする民族が主人公です。

 

 彼らががアメリカに受け入れられるんですけど、文化圏以上の「文明」の違いに対する困難を映し出し、現状の難しさを伝えてくれます。

 

2.あらすじ

 スーダン内戦で生き残ったマメールと兄弟達は、難民キャンプから脱出しアメリカに移住します。文明の違いから戸惑いや困難と闘いながら、心根にある誇りと仲間を信じて生きぬきます。

 そしてある日、アメリカで出会ったら新しい仲間とともに幸せに生きようとするマメールの耳に、生き別れた兄が難民キャンプで生存している可能性を伝えられ、兄と再び出会うためにアメリカを離れー。

 という、難民問題の中で起こるヒューマンドラマです。

 

3.みどころ

 見どころのひとつは、今作での主人公マメールと、他のラストボーイズの何人かは、実際のスーダン難民であり元少年兵であるという事です。

 

 例え数人でも、難民から役者になり、メッセージを伝える側に立てていることは、この映画を見る上の心持ちとして嬉しくなりますし、彼らの表現する難民の異文化に対する戸惑いの描写が生々しくて、どんどん感情移入していきます。

 

また、難民を支えるアメリカ人達のキャラクターも魅力的で、特に職業安定所に勤めるキャリーが、スーダンの民族の教えやマメールの生き方に感化され良い方向に変化していくので、暗いテーマにある光として心に残ります。

 

 現実をより身近に伝えてくれることと、人と人との繋がりの素晴らしさを伝えてくれるのが見どころです。

 

まとめ

 よく思うんですけど、何も出来ないことってあって。

 自分が生きている日本と家庭環境は恵まれているけど、世の中には飢餓と貧困に苦しむ人々は沢山いて、裕福である人口の方が圧倒的に少ない。

 

 国内にしてもそうだし、海外にはもっと知らない現実が広がっています。

 

 テレビやこの様な映画で、その問題に対して行動を起こす人達をヒーローとして紹介するドキュメンタリーとかありますけど、

結局何もしないんですよね、私は。

 

「凄いな」とか「悲しいな」とかの感情を起こさせても、私は行動に起こさないし、今の生き方を変えようとも思いません。

 かっこ悪くて情けなくても、何か感じたからといって動きたくありません。勇気がありません。ひたすらに心が重くなります。

 

 それが無茶苦茶かっこ悪くて嫌な気持ちになるので、こういう映画を見なかったんですけど。

 

 今作を通して当たり前だけれどようやく感じ取れたのは、人間としての小さな生き方でした。

 

 具体的に聞かされる問題は、私には解決できないけれど、今作ではその人達が強く幸せに生きているシーンがたくさん映されました。

 

 辛い現実ばかりでなく、その状況でも幸せに生きる人達に魅せられました。

 

 勿論甘いとは思いますけど、私個人としては、私の周りの人達に対して優しく、正直に過ごし、少しでも周りの人達を幸せにしてあげられたらな、と思います。

 

それがもしかしたら、小さな一歩として何かにつながるかも知れませんし。

 

 狭く浅い思いになりますけど、限界があっても前向くことが大事であると伝えて貰えたような気がします。

 

「世界にはこんなに大変な人達が居るんだから、貴方も何かしなさい」

 

みたいなメッセージを受ける人達が恐らく少なからずいて、それを周りにベラベラと言う人も出てくるんでしょうけど。

 

私には、そこまで高尚な気分にはなれないんですよね。

 

 

 

 

 

 

 最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。